春季彼岸中日法要(しゅんきひがんちゅうにちほうよう)とは (行事日時 三月二十一日)
私たちは、日々の暮らしの中で、ふと自分の至らなさに戸惑い、恥ずかしい自分の行為に気付き、全てを投出してしまいたい衝動に襲われるときがあります。これを罪悪生死(ざいあくしょうじ)・煩悩具足(ぼんのうぐそく)と呼びます。
しかし、至らない私達に、いつも働きかけてくださる「阿弥陀様」の大いなるご慈悲を感じたとき、その思いは、声となって、何度も何度もその名を呼び続けることになります。
お彼岸には、わが心を清め阿弥陀様、ご先祖様に手を合わせ、心静かに自分を見つめ、ともにお念仏をおとなえしましょう。
ご家族揃って先立たれたご先祖様を偲び、感謝の気持ちを捧げましょう。