浄土宗 五劫山 法蔵院 阿弥陀寺 横須賀市津久井浜海岸を望む由緒ある名刹

1月23日-御忌法要

御忌法要(ぎょきほうよう)とは (行事日時 一月二十三日)

宗祖法然上人は、 建暦二年(1212)一月二十五日、御歳八十歳、京都・東山の吉水、現在の総本山知恩院の地でお亡くなりになられました。そのご命日に、上人のご遺徳を偲 び、ご遺訓の『一枚起請文』を声高らかに拝読し、営まれる法会を 御忌会と言います。

もともとこの「 御忌 」という言葉は、天皇や皇后の 忌日法会のことでしたが、、大永四年(1524)、 後柏原天皇が知恩院第二十五世 超誉存牛(ちょうよそんぎゅう)上人に「 知恩院は、浄土宗の根本道場であり、宗祖入滅の霊跡であるから、毎年七日間、ここで御忌を勤めよ」という「大永の御忌 鳳詔 (ほうしょう) 」を出したことから、以来、法然上人の忌日法要を特に「御忌」と呼ぶようになりました。

法然上人のご生涯は、み仏の限りない慈悲の光のなかに生かされ、限りない生命の歓びをかみしめるために、ただ、「南無阿弥陀仏」を称えよ、とわたしたちにお勧めくださったことにつきます。そしてそのおおらかなお念仏のみ教えは、今、わたしたちに、生きる勇気と歓びを与えてくれます。

御忌のこころは、 求道研鑚の日々を送り、念仏信仰をあまねく広めた上人のお徳を偲び、感謝の気持ちをささげること。もちろんそれには、「南無阿弥陀仏」のお念仏をおとなえすることが大切です。ぜひ、参詣され、御忌会に際して大いに上人のご遺徳を偲び、報恩と感謝のお念仏をとなえましょう。

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